そんなこんなで試合開始です。ということで、ここから先はいつものごとく殆ど試合写真は撮ってなかったりします。いつもは“Vi
älskar Blåvitt!(俺達はIFKを愛してる!)”と叫んでるサポさん達が、この日は“Vi älskar
Alex!”と叫んでたりして、殆どずっと歌や声援でニックの名前をコールしてたのがなんとも凄い。あまりにその掛け声が凄くてサポさんの方をつい見てしまった時にニックのアシストになるCKがあって、危なく見逃すところだったりしました。ニックがCK蹴りに行こうとしたから声援が凄くなってた、ということだったんですよね(ちゃんとピッチ内に集中しようよ、自分!)。
アシストになるCKが見れたなんて、なんて幸せなんだ!と思っていたら、その後にゴールまで見れてしまって、場内は超盛り上がりで凄かったです。
しかしそのゴールの数分後、DIFの選手にタックルくらってベンチに下がってしまった時にはシーンと場内は静まりかえり・・・。まさかホーム最終戦どころかキャリアの終わりがこんな終わり方か?と誰もが心配してしまうぐらい結構派手なタックルだったので、試合進行なんて上の空でベンチの治療風景をお客さんみんなで見守っていた感じでした。なので、治療終了でベンチ横でアップを始めたときには、これまた試合進行関係なく場内全体から拍手がわいてました。この後、今度はペナルティエリア内でタックルくらってPKもらったりして(しかしPK蹴ったビャシュミル君が失敗するってのはどうよ)、なんだかもうなんでもありという状況になっていました。しかし対ニックだけでなくて他でも結構IFKの選手がひっかけられてる場面を見たので、DIFはなんだか荒いなあという印象になってしまったり。もっとも裏を返せば、手を抜くことなく試合に臨んでくれてるということでもあるのかもしれませんが。
この試合は始まるまでは、「どこにボールがあってもずっとニックを見てるのだ!」ぐらいの気持ちでいたのですが、後半早々にDIF側が1点いれて2-1になってからIFKが再度点をいれて3-1になるまでは、ニックの最後の試合という意識が一瞬とんで、ただのIFKfanとしてはらはらしながらボールの行方を追ってしまったりもしました。この試合は引き分けすら嫌で絶対勝って終わって欲しかったので、3-1になった時には本当にほっとしました。で、そこからニックが交代する85分まではずーっと彼を見てた気がします。後半に右サイドが自分のいるメイン側になったのは本当にありがたかったかも。
上の左の写真はタイムスタンプを見たら、交代3分前の写真でした。この写真の時点で始まった一連のIFKの攻撃が終わった後、ニックが交代したような記憶があります。右は交代がコールされて、場内スタンディングオベイションになった後の場面。後ろの方でアダム君(6番)がキャプテンマークをつけようとしてるところが見えます。交代してベンチに戻ってくるところの動画を撮ってみましたので、<こちら>からどうぞ。“Vi
älskar Alex!”ってサポさんが言ってる声援が入っていますね。
そして試合終了。この写真はまさに試合終了のホイッスルの直後です。DIFの選手は引き上げていっていますが、この間にIFKの選手はまずバックスタンド右よりに陣取っているサポさん集団のところに行って、勝利の万歳をしていました。ニックもそっちに行って万歳してからセレモニーに移るのかなと思っていたら、ニックはベンチから出てきてピッチの中央へ。この時点で時間は20:50ぐらいですが、さすがに帰る人はそんなにいませんでした。
そしてセレモニーらしきものがスタート、中央付近にいる方がニックのここまでの経歴(シニアスタートのFalkenbergから今日まで)をこのときにはこんなことがあって、みたいな感じでエピソード交じりに紹介を始めました。
一部を動画で撮ってきましたので、 <こちら>からどうぞ。あまりに一部過ぎて経歴のどこ言ってるときかわからないのだけど。
そんな紹介中、場内のビジョンはずっとニックを映していました。上の写真の通り、ちょっと後ろから見る感じになってたので双眼鏡つかっても表情見えそうになかったこともあって、結構ビジョンの方も見てました。隣にいたお姉さんがそんなビジョンに向かってカメラを向けてたので私も何枚か撮ってみたのですが、そんな1枚が下の左の写真。後で動画で見たら涙ぬぐうとこなんて一瞬で、現地でビジョンで見てた時もだからといってもらい泣きするということもなかったのですが、止めで見た方がちょっときますね。
右はそんなセレモニーを見てる周りのお客さん。寒い中、みんなじっと立ったままピッチかビジョンを見ていました。しかしこの経歴読み上げセレモニー、すぐ読み終わるかと思いきや結構長くて(5分はやってたと思う)、途中うるうるしてたニックもおかげで読み上げが終わるころには普通の表情に戻ってしまってたり。私も最初はしみじみしてましたが、終わりのほうでは「ま、まだですか〜」と思ってしまったりして。
そしてセレモニーが終わった後、ミルドがお疲れ様のハグをしにきて、クラブの会長さんが花束を渡しました。この写真はその直後。そしてこの後、スタンドにいるお客さんに手をふりながら場内一周をしてくれました。もっとも一周といっても、ゴール裏には人がいないので、メインからバックに移動するだけですが。メインの私達に手を振ってくれてるところの動画は<こちら>。
そしてバック側にいった後はもうお祭り、 手にしてたユニとシューズもサポさん席に盛大に投げ込んでいました。最前列のサポさん達とはハイタッチでお別れとかしてたりして、ちょっとうらやましかったりもしたのですが、そういうのはニックとIFKをずっとずっとサポ−ター席で来る日も来る日も応援してきたUltrasなサポさんたちの特権だろうな、と。
しかしメインのこちらには選手の退場口があるわけで、結構なお子様がニックが戻ってくることを期待してか最前列のあたりで待っていました。一通りサポさんとお別れをしたニックは、その後はTV局とかFantvとかのインタ撮りをバックスタンド前でしていました。結構長いなと思って、後で時間を見たら7〜8分ぐらいでそんなに長い時間ではなかったかも。寒かったというのと、待ってるって気持ちで長さを感じたのかもしれません。
そんなインタが終わったぽく、TV局の人がこちらに戻ってきてニックも戻ってくるのかなと思ってたら、バックスタンド前にいたUlleviの係の方(あちこちの写真にも写ってる黄色のジャンパーの人)がピッチからスタンドにあがる扉をあけて、ニックはバックスタンドをあがっていきました。「???」と思って目をこらして行き先を見たときに、初めてVIP席がバックにもあることと、家族があちらにいるという状況が理解できました。
ということで、そんなバック側に向かってシャッター切った写真が上の写真です。さすがに遠いんですが、あがっていったニックをご家族の方が出迎えにいってるのがわかると思います。ふとそんな光景を見た時、現役やめたら暫くは家族といる時間を作りたいみたいなことをインタで言っていたのをふと思い出しました。サッカー界から家族のところに帰っていく、まさにそんな感じ(この段階ではあと一試合あったけど)。メイン側に戻ってきてくれたら側で見れるかなーと思ってはいたけれど、その光景があまりに微笑ましかったので、「もう十分」って心から思えました。でもあの寒い中、10分ぐらい最前列で待ってた子供達にぐらいは「こっちにはAlexは戻ってこないよ」と、係の人が早い段階で言ってあげてもよかったんじゃないのかなとも。それとも係の人にも進行わかってなかったのかな(こっちかもしれない)。
そんなUlleviからホテルに戻ったのは21:30ぐらい。冷え切ってたのでとっととシャワーを浴びて、22時から始まるスポーツニュースを紅茶を飲みながら(今回のホテルでは無償で提供してくれてありがたい)のんびり待ちました。月曜はTV4がfotbollmåndagという30分番組をやってくれる日だったこともあって、結構この試合の紹介に時間を割いてくれてありがたかったです。あー終わっちゃったなあと思いながらも、インスブルックで代表引退の一報を聞いた時みたいな悲しさはこれっぽっちもなかったですね。あったかい気持ちのまま、いろんなメディアやサポさんのコメントを見て眠りについた記憶があります。
そして下記が翌日の新聞です。GPは地元新聞でGTはExpressenのイエテボリ版なので、スポーツ部分(スウェではスポーツ面は別紙で挟まれてる新聞が多い)は一面からこの通り、中もどかんと見開きです。Webでお世話になってるAftonも持っていますが、そちらは中で半面の紹介、しかもweb版と一緒の内容なので割愛。そしてこの試合のニックに密着してくれてた映像がYoutubeに<こんな>感じであがっています。この映像を紹介しとけば、私のレポはなくてもいいんじゃないか(おいおい)?と一瞬思ってしまったぐらい、よく当日の雰囲気が撮れてると思います。
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<Göteborg Posten(GP)> |
<EXPRESSEN(GT)> |
ちなみに、この翌週にあった本当の最終戦にあたるアウェイのHelsingborg戦でもニックはキャリア最後のゴールを決めてMOM、結局やめるって言ってからのリーグ戦6試合はほとんどMOMな感じの働きだったと思います。なんというハッピーエンド、これ以上のキャリアの締めくくりをできる選手が世界を見たってどれだけいるかあ?という感じで、なんというか、もう本当にただただありがとう! |